あざ
あざ
生まれつきもしくは成長の過程で皮膚に現れる赤い色素斑です。一般的に、血管の異常な拡張や増殖によって生じます。単純性血管腫、いちご状血管腫(乳児血管腫)、サーモンパッチ・ウンナ母斑などがあります。赤あざの種類によっては、自然に消えるものと、成長とともに濃くなるものがあります。
皮膚の深い部分(真皮層)に色素細胞が残存することで生じる青みがかった色素斑です。代表的なものに太田母斑や異所性蒙古斑などがあります。幼少期に自然に消失するものもありますが、大人になっても残る場合があります。
顔面の特にまぶた、頬、額などにみられる境界明瞭な青みがかった色素斑です。通常は片側で、眼球や眼球結膜にも青みがかった褐色斑がみられることがあります。広範囲の場合もあり、出生直後から目立つ場合と思春期頃から目立ってくる場合とがあります。
蒙古斑は、黄色人種では乳幼児の多くにみられます。通常4-10歳前後で消失することが多いです。蒙古斑が、仙骨部や腰殿部以外の、手足や顔などに現れた場合で色の濃いものに関しては「異所性蒙古斑」と呼ばれ自然消退が期待しづらいので、レーザー治療の適応となります。
両頬から目じり外側にかけて、左右対称に青みをおびた褐色の色素斑が斑点状にみられます。一見しみのように見えますが、原因であるメラニン色素を作るメラノサイトが皮膚深層に存在しているあざです。発症原因は明確にわかっておらず、肝斑や雀卵斑と似ており、かつ混在していることがあるため、診断が難しいものです。20〜30代になって現れることもあります。
子供の頃から皮膚表面に均一な茶色の斑点として現れ、盛り上がりがなく「扁平母斑」と呼ばれます。形や大きさはさまざまで、どこにでもできます。成長に伴い大きさや色調が変化し、加齢とともに目立つようになることがあります。
交通事故や転倒などで砂や鉛筆の芯などがきずに入り込んだまま、異物が真皮内に残って色素沈着になったものを「外傷性刺青」といいます。
血管を選択的に破壊するパルス色素レーザー(Vビームなど)による治療が有効です。
当院では治療を行なっておらず、適切な医療機関へ紹介させていただきます。
過剰なメラニン色素を壊すQスイッチルビーレーザーによる治療を行います。
異所性蒙古斑と太田母斑は、保険適応です。それ以外は自費治療となります。
薄いものは回数を必要としないこともありますが、3-6ヶ月以上の間隔を空けて5回程の治療が必要となる場合もあります。
皮膚が薄い幼少期の方が治療効果も高く、治療開始が早いほど少ない治療回数ですむと言われています。紫外線の影響が少ない時期に治療を開始する必要あります。
扁平母斑は、治療せず経過観察していることも多いですが、サイズや整容的に気にされる場合に過剰なメラニン色素を壊すQスイッチルビーレーザーによる治療を行います。
扁平母斑は、保険適応ですが、回数などには決まりがあります。
3ヶ月の間隔を空けて治療をしますが、レーザーの治療効果が乏しかったり再発してくることも多く、治療の適応については慎重な判断が必要です。
自然に消えることはなく、レーザー治療が第一選択となります。保険診療での治療が可能です。
当院では、Qスイッチルビーレーザー(Nano Star R)によるあざの治療を行なっております。あざの種類、部位、年齢、肌質に応じて慎重に治療を行います。保険適応になる疾患もありますので、安心してお気軽にご相談ください。
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