アレルギー科
アレルギー科

人体には体の成分と違うもの、ウイルスや細菌などの異物が体内に入ってくると、これを取り除こうとする免疫機能があります。アレルギーはこの際に生じる免疫の過剰反応といえます。例えば、くしゃみは体内に入った異物を取り除くための行為ですが、免疫機能が過剰反応してしまうと、くしゃみが止まらなくなったり、くしゃみだけでなくかゆみも生じたりすることもあります。
当院ではアレルギー反応によって引き起こされるアトピー性皮膚炎、蕁麻疹、花粉症、ダニアレルギー、接触皮膚炎、金属アレルギーなどの診断治療を行います。
アレルギー検査とは、アレルギーを引き起こす原因=抗原が何であるかを推測し治療に役立てる検査です。当院では、パッチテストや血液検査などを行うことができます。

原因と思われる物質を背中などに貼り付け反応を見る検査です。日本接触皮膚炎学会が日常生活の中で特にかぶれを起こしやすい成分をピックアップした24種を検査する、パッチテストパネル(S)を用います。48時間後、72時間後、1週間後の計3回の判定を要します。原因となる金属・物質が判明した際は、その原因を除去することが第一の治療となります。
保険適応では3割負担の場合、約6,000円の検査費用がかかります。

血液中の花粉・ダニ・食物などに対する抗体価(特異的IgE抗体)を測定する検査です。検査結果の偽陰性もあり、また陽性項目も直接的な原因とは限りません。結果の解釈が難しく、参考程度に症状や生活状況と合わせての判断が必要です。
アレルギーの原因が特定しづらい時などに、一般的に行う血液検査です。結果が出るのに約2週間かかります。花粉、食べ物、ダニやフケなどの39項目をセットでまとめて検査します。
保険適応で3割負担の場合、約5,000円の検査費用がかかります。お子様は医療証も使用できます。
リストにある特定の項目を13項目まで選んで行う血液検査です。結果が出るのに約2週間かかります。
保険適応で3割負担の場合、1項目で約330円・最大13項目で約4,300円の検査費用がかかります。お子様は医療証も使用できます。

採血で安静を保つのが難しいお子様や採血が苦手な方などにおすすめです。
指先からの血液で20分で当日検査結果がでます。
犬・猫・ヤケヒョウダニ・シラカンバ・スギ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギの8項目が検査できます。
保険適応で3割負担の場合、約3,000円の検査費用がかかります。お子様は医療証も使用できます。
準備中です。
このような症状のある方はご相談ください
特定の季節になると、鼻水やくしゃみ、眼の充血や痒みなどの症状に加えて、肌が敏感になり赤みやかゆみが現れることもあります。また、花粉症の方の中には口腔内アレルギー症候群と言い、特定の果物(リンゴ、モモ、サクランボ、メロンなど)を食べると口の中や喉に違和感が出ることがあります。
どの季節、どんな花粉に対してアレルギー反応が出ているのか、アレルギー血液検査で調べることもできます。花粉を避けるセルフケアともに抗アレルギー薬の内服、漢方薬の併用や症状に応じて点眼薬や点鼻薬、外用薬を使用します。
スギ花粉症に対する舌下免疫療法、花粉症の重症度によりゾレア投与も行うことができます。
ダニ(ハウスダスト)が原因で、鼻水やくしゃみ、咳などの症状が出ることがあります。
根本から治療する方法として、スギ花粉症と同様、ダニに対して舌下免疫療法を行うことができます。
原因となる抗原物質が皮膚と接触した部位に、かゆみやヒリヒリとした痛み、赤み、ブツブツ(丘疹)などが出現し、ひどい場合は、水ぶくれ(水疱)ができて、皮がむけることもあります。接触皮膚炎症候群のように、繰り返すうちに全身に皮疹が出ることもあります。また、接触した部位の皮膚に光が当たって症状が出る光接触皮膚炎もあります。
接触皮膚炎の原因を調べるためには問診とパッチテストが重要です。主な原因物質として、金属、化粧品、洗剤、毛染め、ゴム製品、薬剤、湿布、植物、食品、紫外線などがあげられ、また職業性の接触皮膚炎も多々みられることがあります。
金属アレルギーには、主として接触することによるかぶれと、歯科治療や内服薬、食品などに含まれる金属が、口の粘膜や腸から吸収された後に汗として皮膚から分泌されることによる全身型金属アレルギーがあります。金属アレルギーが疑われる場合には、パッチテストを行います。
何らかの原因により皮膚が赤く盛り上がり、多くは痒みを伴います。徐々に地図状に広がることもありますが、1日程度で痕を残さず消えます。チクチクとした痛みを生じることもあり、蕁麻疹の一種でまぶたやくちびるが腫れるものもあります。一旦症状が消えても繰り返すことが多いです。食べ物が原因ではと思われることが多いかもしれませんが、実は食べ物以外が原因のことが多くその中でも原因を特定できるのは1-3割程度と言われています。特定の食べ物を食べた後、どのくらい経ってどのような症状が出たか。食べる度に出るのかといった経過が非常に重要になります。特定の食べ物によるアレルギーの可能性が高い場合は、血液検査を実施することもありますが、結果の解釈が難しい場合もあります。
ほとんどは原因が分からない=様々な原因がたまたま重なった時に出現します。(食べ物以外にも薬剤、摩擦や圧迫などの刺激。温度変化、季節の変わり目、疲れて免疫が下がっている時など)
特に子どもは原因が分からないことが多く、風邪を引いた時、季節の変わり目など小さな体調変化でじんましんが出ることも少なくありません。
また、冷タオルや保冷剤などで冷やすと痒みが和らぎます。体が温まると症状悪化するため、入浴は控えぬるめのシャワーにしましょう。
蕁麻疹の場合、外用薬は効果ないため、抗ヒスタミン薬を長めに内服します。症状により、抗ヒスタミン薬の量や種類を調整し、H2受容体拮抗薬や抗ロイコトリエン拮抗薬を併用したりします。また、それでも効果が見られない慢性蕁麻疹に対して、生物学的製剤注射(ゾレア)も行っています。
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